スラムダンクの仙道はどちらかというとゴレイヌに似ている

スラダンを久々に読んだら仙道の髪が想像より全然短かった的なツイートを見かけたが、

そんなことよりゴレイヌに似ていると思った。

 

入院中他に読んだのはまず、ダンブラウンのインフェルノ、ロスト・シンボル。

どちらも一冊10分くらいで読んだ。読んだと言えるのかわからないが、それ以上時間をかけても多分逆に内容把握できないだろうなという類の本だった。

近年の若者はオタクでありたいらしい。そしてサブスク系のnetflixなどで倍速でアニメやら漫画を消費しているという。自分もまさしくそれにあてはまる。なぜそんな負荷をかけてまで果てしないスタンプラリーを続けたいのか。

それは昔はメディアは情報の集積所であり、権力であった。だが誰しもが個人チャンネルを開きメディアとなる現代においては、チャンネルを開いて人を集めようと思った時に、必要とされる一般常識、これくらいは見ていて当然だよねのレベルは格段にはねあがっている。そしてその競争に正直にくらいつこうという、涙ぐましい適応努力なのだ。それを最近の子供は本を読まないだとか、ゲームばかりしているなどと言っているのはお門違いである。今の子供はからありえないほどの情報量を峻別する訓練を積んでいるのだから、むしろ敬意を払った方がいい。

最近丸岡いずみと離婚した有村昆だって先輩映画批評家にならって一気に3個の映画を同時見していたらしいじゃないか(それで炎上してたけど)、

それは映画を侮辱する行為でもなければ薄める行為でもなんでもない。

情報を五感から取り入れて何かそれに対して脳内で物質がでて、感想があって評価がくだせるのならばもう十分とりいれたといっていい。

これはそう思わないととてもじゃないけど捌き切れないというの現実的な問題もあるが。永遠にわけわからない本を積読していられる人は本当にすごいなと思う。自分はアチーブメント達成リストがあったらそれは終わらせたいと思うタイプだ。ただ達成だけを求めて形骸化しだすともっと悲惨になるのはようやく学べてきたところといったところか?

そうして自分もダンブラウンのようなシリーズは、読み終わったというスタンプさえあれば大満足だ。これは仕方ない。もし読んでいて、いやこれはしっかり読みたいなと思ったらそりゃ読む。単純にそこまで好きではなかった。

インフェルノは記憶喪失のご都合主義珍道中がくそほど嫌いなタイプの出だしだったが、裏切りと、人口過剰とマルサス主義、トランスヒューマニズムという展開は好きだった。途中で出てくる文字の並び替えとかは、個人的にはギャグにしか見えなくて説得力はまるで感じない。というか謎解き系全般があまり好きではないんだな。ダイイングメッセージとか存在すら嫌い。人間が死ぬということを茶化しているように感じる。まあそれは自分が真面目すぎるだけだと思うけど。

 

 

 

 

 

あと、奥田英朗の無理。

一回読んだことあったけどほぼ忘れていた。が、読み返したらこれはすごい。さすが元広告業ついていただけあって、シニカルなキャラクターや世界観、文章一文一文レベルでの清潔感があって読みやすいし、ゆめの市という夢も希望もない合併都市(名前からしてウケる)がありありと想像がついて入り込めた。

途中でなんとなく結末は思い出したんだけど、結末の時点でほとんど誰にも救いがなかったのはちょっと意外だった。あともうちょっと登場人物間で絡みがあったように勝手に記憶してた。絡みそう結局絡まないというのが、先の展開を期待させる要因になっていた。

 

 

 

漫画は

スパイファミリー

設定は秀逸だし絵も分業だけあってクオリティ高いが、

せっかく学園内でのヒエラルキー、家庭間の争い、国家間の争いなど位相の違うコンフリクトをたくさん生み出せているのに、全体的にくそしょうもないギャグ展開に終始していて飽きる。戦闘が無駄に多い。シリアスな話題をもっと取り入れて物語に深みを出してくれ。余裕でもう売ってもいいレベル

 

 

 

 

ビースターズ全巻。

これが初タイトルとかすごいわ

レゴシ、ルイ、それぞれの家族の過去や草食肉食共学の学園ヒエラルキー、種族問題など、自由にかけるフォーマットが整備されていてすごい。

一話一話が読み切りでおもしろくあるようにというスタンスらしく、それは実際成功していると思った。ただ正直個人的には終盤は話があっちこっちに飛んでいるような感じはした。メロンとの対決はちょっと間延びしているというか、寄り道が多すぎたのでは?クイズ対決のとことかちょっと、、あとゴウヒンに憧れてるキュウ?だっけ、とレゴシの仮初の師弟関係、あるいは裏切りのあたり、ちょっと読みづらかった。きゅうのキャラクターとか行動のモチベが、読んでいて一貫している感じがしなくて掴みきれなかった

あと裏市の縄張り争い兼メロンとの最終決戦、トカゲ戦はまあわかる、次の女装戦はまあテーマとしてはわかるけどちょっと苦しいかなって感じた。

最後メロンの父親が普通の責任能力のないクズであったり、ビースターズはメロンを父親に会わせないとい決断するあたりはなるほどなあと思った

メロンはメロンで悪役に徹していて、徹さざるを得なくて。悲劇と狂気をモチベーションに生きるしかない、それは自分もそういった時期があったなと思った。そしてそれを産むのはむしろ、悪意がない自己中のメロンの父親のような存在から生まれるからこそありふれていて、そして大きな問題なんだということ。これは素直によかった

最後もレゴシとハル、ジュノとルイの関係性もまあ、それなりにうまくまとめて終わったなという感じで。作者がアイデア捻り出すのに死ぬほど苦労してアイス食いながら頑張ったんだなーと思った。

 

 

 

今週のお題「好きなお茶」